過去の鳥見日誌

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2006年     7月の鳥見日誌      

    

7月1日(土)2日(日)

  〇大磯、湯河原

 1日11時〜13時半
     2日6時〜7時半
        11時〜13時半 

  〇曇り時々雨

  〇観察された主な鳥   

アオバト
トビ
ウミウ
ハシボソミズナギドリ
スズメ
ムクドリ
ハシブトガラス
カワガラス
カルガモ
カワセミ
イソヒヨドリ
ハクセキレイ
キセキレイ
ハシボソガラス
 
 

 昔の友人と湯河原に出かけました。現地集合のため、行き帰りに大磯に寄ることとしました。アオバトを見るためです。 以前にも一回行ったことがありますが、あまり天候は良さそうではありません。

  現地に着くと、上空をアオバトが飛んでいます。幸先が良さそうです。しかし休みのせいか、磯に人が多く、そのため、アオバトは磯に降りるのを躊躇している様子です。なかなか降りることができません。それでも遠くの岩にやっと降ります。海も結構荒れているため、落ち着く間もなく飛び立ってしまいます。それでも、いくつかの群れがやって来て、きれいな姿を見せてくれました。雨が降り出してきたのを機に引き上げました。

  翌日は早朝、湯河原の宿泊場所のそばの渓流にカワガラスを探しに出かけました。しかし、カワセミやセキレイなどが姿を現しますが、カワガラスは見つかりません。上流に向かう途中、イソヒヨドリが出てきてそれを観察していると、河原にカワガラスの姿を発見しました。早朝の渓流はまだ暗く、しかも、カワガラスの動きが早いため、写真はブレブレの連続です。しかし、何枚かやっと収めることができました。雨が強く降ってきたため、急いで宿に帰りました。

 帰りも大磯に寄りましたが、風が強く雨もぱらつく、最悪の状況でした。鳥の数も少なく、数回飛んできただけでした。湯河原に行くことが毎年恒例になっているので、来年もアオバト等に挑戦しようと考えています。

 

 

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アオバト…少しズームアップしました。 アオバト…このときは20羽を超える群れでした。 アオバト…海が荒れています。
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アオバト…波にのまれそうです。。 カワガラス…まだ幼鳥かもしれません。 カワガラス…止まってくれません。

   

他のカワガラスの写真

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7月8日(土)

  〇埼玉県某神社

 8時半〜12時

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥   

アオバズク
メジロ
シジュウカラ
キジ
シロハラクイナ
ヨシゴイ
オオヨシキリ
 
 

 今年もアオバズクを見に出かけました。久しぶりに葛西臨海公園のメンバーと一緒です。常連のUさんは参加できず、私の車で出かけました。

 昨年出かけたのは7月の中旬でしたが、雛が出た後でしたので、今年は1週間早く行くことになりました。少し早いかも知れませんが…。現地に着くと予想通り、少し雛はまだ巣から出ていません。親は2羽とも巣から出ていましたので、雛の巣立ちも間もなくとのことでした。あと2〜3日かもしれません。

 

 

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アオバズク…久しぶりの出会いです。 アオバズク…雛はもうすぐです。

 

7月15日(土)

  〇茨城県大峰神社

 8時半〜17時

  〇晴れ時々曇り

  〇観察された主な鳥   

アオバズク
ヒヨドリ
 
 

 アオバズクを見にまた出かけました。今日は場所を替えて茨城県です。UさんSeさんと一緒に出かけました。まず、その場所を探すのに一苦労しました。地元の人に聞いてやっと分かりました。

 現地に着くとポイントを探すのが大変です。だれも来ていないため自分達で探したのですが見つかりません。昨日行ったTさんに電話で聞くのですが、見つかりません。もうすでに巣立ってしまったのかもしれないと話しながら、いなかったらどこに行こうかと考えていると、場所を良く知っているMuさんが来ました。

 ポイントを教えてもらいます。親が2羽樹の上のほうにいます。巣から雛も時々顔を出します。親を撮影した後、雛の様子を観察します。全部で3羽いるようです。巣の中で羽を伸ばしながら体を巣から出そうとする場面も何回か見られました。巣立ちは間近と感じさせました。

 

 

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アオバズク…オスです。 アオバズク…3羽でそろって顔を出しました。

アオバズク雛の面白い表情

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7月22日(土)

  〇葛西臨海公園

 時〜13時

  〇晴れ時々曇り

  〇観察された主な鳥   

コムクドリ
ツバメ
イワツバメ
ムクドリ
スズメ
ヒヨドリ
オオヨシキリ
カワラヒワ
オオバン
カイツブリ
コサギ
アオサギ
ホシゴイ
ハクセキレイ
コチドリ
キアシシギ
イソシギ
アオアシシギ
セイタカシギ
 
 

 久しぶりに葛西臨海公園に出かけました。特に目指した鳥がいたわけではないのですが…。

  現地に着くと常連のKuさんに会います。間もなく、TさんHaさんとも顔を合わせました。こちらも常連の方々で色々な情報をいただきます。

 コムクドリがいるようです。西側の桜の樹に6〜7羽いました。位置はあまり良くなく、写真は厳しいのですが、機材を出して皆さんと撮影体制に入ります。しかし間もなく鳥は去ってしまいました。

 センター前や擬岩周辺を回りました。シギチ類が入り始めていました。これからどんなシギチが来るか楽しみです。

 

 

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ツバメ…ニアミス?? ツバメ…電線よりこちらの方が。
CIMG2158kiasisigi-p-m.jpg (79230 バイト) CIMG2216aosagi-p-m.jpg (117912 バイト)
キアシシギ…久しぶりに見ました。 アオサギ…獲物を狙っています。
 

7月29日(土)

  〇大久保農耕地

 時〜9時

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥   

ツバメ
ムクドリ
スズメ
ヒヨドリ
オオヨシキリ
セッカ
ダイサギ
シロハラクイナ
 
   懸案のシロハラクイナを観察に出かかけました。早朝がよいということで、6時に現地に着くようにしました。

 しかし、現地に着くとびっくり。もうすでに40人くらいの人が集まっています。シロハラクイナはもうすでに出ていました。急いで機材を準備してどうにか写真を撮り始めました。

  最初はメスの親が単独で休耕田で水浴びをしました。そして間もなく雛が出てきました。全部で5羽で、タドンのように真っ黒な塊に見えました。しかし間もなく隣の水田に親子とも消えました。ほんの短い時間で、それからは親だけが隣の水田から首を出す程度でした。

 
 

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シロハラクイナ…雛と一緒です。 シロハラクイナ…雛はタドンのようです。

 

7月30日(日)
(7月31日)

  〇稲敷市

 時〜14時

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥   

ツバメ
ムクドリ
スズメ
ヒバリ
オオヨシキリ
コジュリン
セッカ
カルガモ
コガモ
オオバン
カイツビリ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
ヨシゴイ
ゴイサギ
レンカク
チュウヒ
 
 

 レンカクが出ているという情報をいただき、葛西臨海公園のメンバーと出かけました。TさんYさんの兄弟、Kuさん、Uさん、SeさんとHaさんです。場所は稲敷市の干拓地です。夏羽、成鳥だそうです。珍鳥と出会えるということで興奮して朝早くに目覚めてしまいました。

 現地には7時半に着きました。驚いたことに100人を越える人が集まっていました。前日は50人がいたようです。

  鳥は少し姿を見せていないということでしたが、間もなく姿を現しました。長い尾、首の黄色い色が大変きれいです。思った以上に小さく、動きが早く、ハスの葉が影になってしまい、しかも逆光でなかなか姿を追いかけられません。周辺の人はシャッターを連写していますが、私は押すことができずそのままハスの葉の裏に入ってしまいました。焦りが出てきました。次に出てきたときは、少し要領が分かったので、やっとシャッターを押すことできました。そしてその後は、何回も正面のハスの葉の上を歩いてくれました。最後は飽きるくらいでした。午後には少し光の条件はよくなってきましたが、風が出てきて、ハスの葉が大きく動き、写真撮影の邪魔をします。

  それでも、シャッターは400近くも押しました。同じような写真が沢山撮れました。

 翌日の31日もアッシー君になって同じ場所に出かけました。しかし鳥の行動パターンは前日と全く変わっていて、近くでの撮影はほとんどなく、飛翔姿ばかりでした。

 珍鳥の思いも寄らない訪問で楽しい時間が過ごせました。奈良にまでわざわざ見に行く人の気持ちが分かりました。

 一方でレンカクの訪問、シロハラクイナの繁殖と温暖化の影響ではないかと懸念されます。

 

 

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レンカク…始めての出会いです。 レンカク…大きな足でハスの葉の上を歩きます。
 
       
 
       
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