過去の鳥見日誌 |
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7月7日(火)・8日(水) ○鳥取県 〇7日10時〜8日11時 ○雨 ○観察された主な鳥
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鳥取県に遠征しました。以前から行きたい場所でした。コノハズクとアカショウビンを見て、その後、岡山県でブッポウソウを見るコースが有名でした。以前から皆さん良く行かれています。今年はコノハズクのポイント近くでアネハヅルも出ているということで、急きょ出かけることにしました。お二人の方と同行しました。天気はあまり良くありませんが、このようなチャンスはまた来るとは思えません。雨を覚悟しての出発となりました。
今回は当初、夜行バスで行く予定でしたが、満席でした。そのため、羽田・鳥取間往復飛行機で行くことになりました。シニア割引を初めて使いました。 6時55分羽田発の始発はガラガラでした。空港でレンタカーに乗ります。事前情報で10時前に現地に入るとアカショウビンが見られそうだと聞いていたので、すぐに出発しました。ナビ任せで予定していた道とはルートが違いましたが、現地には9時40分に着きました。 機材をセットし、アカショウビンポイントまで急坂を上りました。10時にポイントに着きました。息が切れ切れになっていました。ふたりの方がもうすでに来ています(一人の方は広島のTV局だそうです。)。お話を伺うと、7時と8時50分に出たということでした。8時50分には2羽並びで撮れたそうです。その時間は空港から車を走り始めた頃です。少し気落ちしました。それでも、またあるかもしれないと気を取り直し、待つことにしました。 着いた頃はまだ小降りの雨でしたが、だんだん雨足が強くなります。その間、アカショウビンの鳴き声を何回か聞くことができました。声がする度に構えて待ちますが、なかなか現れません。12時まで待ちましたが、現れませんでした。雨は一向にやむ気配はありません。他の方たちも引き上げ始めました。午後はあまり期待できないとのことなのでいったん引き揚げて、アネハヅルの方に移動することになりました。 アネハヅルの昨日、一昨日のポイントを聞いていました。週末は大勢のカメラマンが来ていたので探す苦労はなかったようですが、今日は雨でカメラマンはあまりいないようです。自分たちで探さなければと考えていました。とりあえず昨日のポイントに行くことにしました。山から下り、国道沿いを走ります。途中、同行者から「あっ、いた!」と声がかかりました。急いで国道から、農道に入りその方面に向かいます。近づいてみると、アオサギでした。がっかりしました。しかし、反対の方向を見ると車が何台かとまっています。どうも鳥を撮っているようです。そちらに近づくと、アネハヅルが稲田の中でえさ取りをしています。アオサギがチャンスをもたらしてくれたのです。 雨が強く、車の外にも出られなく、車中からの撮影となりました。しかし、湿度が高く、レンズが曇ってしまい、なかなかうまく撮れません。しかも稲の中に姿が隠れてしまい、上半身がやっとです。少し移動して近づきましたが、状況は変わりません。しかし、しばらくすると、あぜ道に上がってくれました。全身をやっと見ることができました。鳥がそこで落ち着いたので、もう少し、近づいてみます。しかし、間もなく、鳥はお休みタイムに入ってしまいました。雨は一向に弱まる気配もありません。引き上げることにしました。 宿泊場所に戻り、荷物を車から出すことにしました。その後、再びアカショウビンに挑戦することにしました。しかし、アカショウビンは駄目でした。唯一同行者がその飛翔姿を目撃しただけでした。 夜の部は、食事後すぐに始まりました。コノハズクの営巣場所は、道沿いの巣箱でした。ライトアップしていただきました。親の餌渡しは暗くなるとすぐに始まりました。最初の頃は、メスが巣箱の中にいました。オスが餌を捕ってきて、メスに渡します。オスが来るとメスが巣箱の穴から頸を出します。そのうち、メスも外に出てえさ採りを始めました。事前に聞いていたのは、かなり頻繁にえさを運ぶということでしたが、予想以上に間が空きました。その間は親が自分で食べているようです。運んでくるえさはバッタなどのようです。親の枝どまりを撮ろうとしましたが、ほとんど駄目でした。とまるのは葉の影がほとんどで、とまる時間も短かったり、暗い場所だったりと、撮影は一回しか成功しませんでした。 前日の睡眠時間が短かったせいか、あくびを連発します。また、上を見上げているので首が痛くなってきます。11時前には上がることにしました。
翌日は朝早くアカショウビンポイントに行こうということで、5時15分に目覚ましをセットしました。眠い眼をこすりながらポイントに着くと、前日お会いしたご夫婦がもう来ています。鳴き声はしたが、まだ出ていないということです。期待に胸を膨らませて待ちますが、鳴き声が一回あっただけで、いるのはカケスだけです。 なかなかアカショウビンは出てくれません。朝食をとるタイミングも取ることができず、待ちます。食事に行く方もいました。そして、8時少し過ぎにやっと来てくれました。鳴き声もなく、気が付いたら近くの枝にとまっていました。2度、枝移りをしましたが、比較的長く姿を見せてくれました。また枝の上できれいな声も聞かせてくれました。 当初予定していた3種の撮影ができ、ホッとしました。最初の予定では12時に山を下りる予定でしたが、早めに下り、町の福祉センターにある温泉に行くことにしました。昨日は風呂にも入っていないのでそこでゆっくりすることにしたのです。この温泉は山の中腹にあり、眺めも良くゆっくり体を温めることができました。 空港に着く前には、近くの港の市場で昼食として海鮮丼を食べました。そして、2時55分の便で帰路に就くことにしました。 ずっと雨が降り続き、撮影には色々苦労しましたが、当初の目的の鳥にはすべて出会うことができ、楽しい鳥見でした。同行者も目的達成でき、帰りの飛行機内では鳥談議に花が咲きました。
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アカショウビンに振られ、アネハヅルを探しました。 探すのに時間がかかると覚悟していましたが、意外に簡単に見つかりました。 雨が強く降っていました。 写真をクリックすると大きくなります。
縦ヴァージョンです。 写真をクリックすると大きくなります。
眠いようです。 写真をクリックすると大きくなります。
コノハズクです。赤色型だそうです。枝どまりで撮りたかったです。 写真をクリックすると大きくなります。
アカショウビンです。ずっと待っていてやっと会えました。 雨は強く、大苦戦でした。 写真をクリックすると大きくなります。
眼の前で鳴いてくれました。 写真をクリックすると大きくなります。
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○葛西臨海公園 〇9時〜12時 ○晴れ ○観察された主な鳥
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久しぶりに地元に出かけました。膝の調子は相変わらずですが、先輩にいろいろ話を聞き、動かないのはもっと良くないと考えました。鳥はあまり期待できませんが、それでも出かければ、知り合いと話もできます。
クロハラアジサシがいると聞いていたのですが、姿は見えませんでした。先週は10羽以上いたようです。西渚で待ちましたが、いたのはコアジサシのみでした。この場所は土日は海水浴場になるのですが、今日は人はあまりいませんが、鳥もいませんでした。
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コアジサシとコサギの飛翔姿です。 写真をクリックすると大きくなります。
コサギが集まっていました。 写真をクリックすると大きくなります。
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○葛西臨海公園 〇6時〜10時 ○晴れ ○観察された主な鳥
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地元に出かけました。ササゴイが時々見られると聞いていました。早朝に来られる、常連さんにも会えればと思っていました。鳥が少ないこの時期は、早い時は7時台に帰ってしまうようです。そのため朝早く出てきました。 6時前に着きました。この時間帯はまだ暑さもしのげそうな感じです。 下の池にセイタカシギの親子と、キアシシギ、アオアシシギ、コチドリが観察できました。朝は光の条件が良く、水面がきれいに映ります。池の周りを2回まわった時にササゴイとめぐり合えました。近くで見ることができました。しかし、すぐに飛んでしまいました。 9時の開門を待って西渚に入りました。しかし、お目当てのクロハラアジサシはいませんでした。カラシラサギでもいてくれればと思いましたが、見つけることはできませんでした。 9時を過ぎると急に暑くなります。ほどほどに引き揚げました。
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ササゴイに久しぶりに会えました。 写真をクリックすると大きくなります。
セイタカシギの親子がいました。 写真をクリックすると大きくなります。
アオアシシギです。 写真をクリックすると大きくなります。
カルガモの親子がいました。 写真をクリックすると大きくなります。
キアシシギ、コチドリ、カノコユリです。 写真をクリックすると大きくなります。
縦ヴァージョンです。 写真をクリックすると大きくなります。
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