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2017年     4月の鳥見日誌       

 

 

4月3日(月)

葛西臨海公園

9時半〜12時

晴れ

観察された主な鳥 

ホシハジロ
ハシビロガモ
キンクロハジロ
コガモ
スズガモ
カルガモ
キジバト
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
バン
オオバン
クイナ
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
クロツラヘラサギ
ヘラサギ
アオアシシギ
ハマシギ
コチドリ
ユリカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
ノスリ
トビ
ミサゴ
ハシブトガラス
オナガ
シジュウカラ
ヒヨドリ
メジロ
ウグイス
オオジュリン
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
タヒバリ
アカハラ
シロハラ
ツグミ
ジョウビタキ
アオジ
シメ
 

 

 

  4月のスタートも地元です。1日は雨、2日は身内の結婚式で、3日が鳥見のスタートとなりました。

  センター前の上の池ではクイナを見ることができました。ノスリもまだ残っていました。ウグイス、オオジュリンも眼の前に出てくれました。

  擬岩前では、コチドリが集まっていました。ペアが決まる時期ですが、何羽かが争いをしていました。アイリングがきれいになっていました。

  西渚に入りました。今日の干潮時間は3時頃ですが、その前に西渚に来るかなと期待していました。しかし、期待は裏切られてしまいました。2羽とも東渚の東側でえさ捕りを始めました。そして途中で羽づくろいなどもしました。遠くでスコープでやっと分かる程度でした。

  眼の前の水路でカンムリカイツブリが3羽いました。夏羽の進み具合が3者3様でした。

  昼をめどに引き上げました。

  

 

 

クイナです。

以前より、出てくれるようになってきました。

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ウグイスです。

囀っている個体もいます。

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オオジュリンです。

黒味が出ている個体を探しましたが見つかりませんでした。

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コチドリです。

アイリングがきれいです。

時々何羽かで争いをしていました。

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コサギです。

飾り羽が伸びています。

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ダイサギです。クチバシの周辺が青味がかっています。

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カンムリカイツブリです。

夏羽になっている個体、まだ冬羽の個体など、いろいろな個体を見ることができました。

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4月6日(木)

葛西臨海公園

9時〜11時

晴れ

観察された主な鳥 

ホシハジロ
キンクロハジロ
コガモ
スズガモ
カルガモ
ヒドリガモ
キジバト
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
バン
オオバン
クイナ
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
クロツラヘラサギ
ヘラサギ
アオアシシギ
コチドリ
ユリカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
ハシブトガラス
オナガ
シジュウカラ
ヒヨドリ
メジロ
ウグイス
オオジュリン
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
タヒバリ
シロハラ
ツグミ
ジョウビタキ
アオジ

 

    地元に出かけました。今日は南風が強く、現地に行くまでの自転車がハードでした。海沿いに行くと風は一層強まりました。クロツラ達は西渚の杭の上でお休みしていました。もうすでにえさ捕りは終わっていたようです。

  強風のせいか、鳥はパッとしませんでした。桜が満開でした。桜並木の周辺は人が大勢出ていました。このあたりの風はそれほど感じませんでした。風と明日の雨で桜は少し散ってしまうかもしれません。これからはあまり良い天気の日がないようなので、お花見はあまり良い条件ではできないようです。

  今日は鳥の写真に代わって、満開の桜を掲載いたします。

  来週あたりはそろそろ夏鳥が入ってくるのではないかと期待しています。

 

 

 

満開の桜です。

今日は入学式のところが多かったようです。

昔は入学式=桜という印象があったのですが、

最近は入学式の頃には桜が散っているということが多く感じます。

それからすると今年は、桜の時期が遅いのかもしれません。

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4月10日(月)

茨城県

5時半〜9時半

晴れ

観察された主な鳥 

コガモ
コブハクチョウ
キジバト
バン
オオバン
クイナ
カワウ
アオサギ
カワセミ
ノスリ
トビ
ハシブトガラス
オナガ
シジュウカラ
ヒヨドリ
カオグロアメリカムシクイ
セッカ
ウグイス
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ

 

 

    新聞でも話題になった涸沼のカオグロアメリカムシクイには、一時はすごい人が集まったと聞いていました。そのため、足が向かず、しばらく敬遠していました。最近、人の出が少なくなったと知人から聞きました。それなら、一度様子を見に行こうと考えたのは先週末でした。しかし、土曜日も、日曜日も天気が良くなく、久しぶりに晴れたこの日、行くことになりました。

  朝、3時に家を出ました。現地には5時過ぎに着くことができました。気温が3度と低く寒かったのですが、私が着いた時には、もうすでに10人程度の人が集まっていました。機材をセットしたのは5時半、6時頃に目的の鳥は出ました。ただ私は見ることができませんでした。私がはじめて視野に入れることができたのは6時半過ぎでした。しかし、噂にたがわず、動きが速く、アシの中ばかり移動し、どこに出るか分かりません。写真を撮るのは強敵です。鳥の姿も見ることもなかなか困難です。

  周りの人の動向を見ながらの写真撮影となりました。結果的には、どうにか証拠写真は撮ることができました。他の方たちは何回も通ってきているようです。そのため、鳥の動きなどもある程度予測できているようです。私は初めてでそれがなかなかできませんでした。鳥の鳴き声が目安になると聞いていたのですが、この日はどういうわけか鳴かないことが多く、苦労することになりました。

  初めて来た場所で、証拠写真ではあっても一応の成果を上げることができたのは幸運だったのかもしれません。

  目的の鳥は少し日本離れをしたきれいな鳥でした。かぶりがない写真がとれれば良かったと思いましたが、一度でそれを実現するのは、少し贅沢だったかもしれません。

 

 

 

初めて会ったカオグロアメリカムシクイです。

かぶりがあったり、ピンアマだったりしています。ご容赦ください。

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お尻や、背中の写真です。

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近くにいたコブハクチョウと、上空のノスリVsハシブトガラスの画像です。

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4月12日(水)

葛西臨海公園

10時〜12時

晴れ

観察された主な鳥 

ホシハジロ
ハシビロガモ
キンクロハジロ
コガモ
スズガモ
カルガモ
コアジサシ
キジバト
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
オオバン
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
クロツラヘラサギ
アオアシシギ
ハマシギ
ミヤコドリ
ユリカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
ハシブトガラス
オナガ
シジュウカラ
ヒヨドリ
メジロ
ウグイス
ムクドリ
スズメ
モズ
ハクセキレイ
ツグミ
カワラヒワ
 

 

 
    昨夜から八丈航路に出かける予定でした。しかし、船が欠航になり、一日順延になりました。このため、今日は午前中地元に出かけました。クロツラの様子が気になりました。夏羽が少し出ているのではないかと思っていました。

  今日は風が強く、西渚の入口では地元の人が戻って来るのに出会いました。渚は風が強く飛ばされそうだということです。しかし、クロツラを一目見たさに西渚に入りました。クロツラ達は来ていません。ミヤコドリがスズガモの群れの近くでえさ捕りをしています。コアジサシも見ることができました。今季初めてです。ユリカモメも頭の黒い個体が増えてきました。

  クロツラ達をしばらく待ちましたが、なかなか現れません。立っているのができないほどの強い風です。あきらめて西渚から引き揚げて自転車まで戻ったところで、クロツラが飛んできたのが分かりました。再度西渚に戻りました。ヘラサギは来ませんでしたが、クロツラの様子を画像に収めることができました。冠羽がだいぶ伸びてきました。また胸のあたりが少し黄色がかってきました。しばらく居てくれれば、夏羽が見られそうです。

 

 

 

クロツラです。胸の周辺が少し黄色くなってきました。

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魚を捕まえました。

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羽を広げた場面と、飛び立ちです。

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遠くにいたミヤコドリです。

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少し逆光のコアジサシです。

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頭が黒くなったユリカモメです。

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4月13日(木)

八丈航路

5時〜17時

晴れ

観察された主な鳥 

ウミウ
カワウ
アホウドリ
クロアシアホウドリ
オオミズナギドリ
トウゾクカモメ
オーストンウミツバメ
チュウサギ
ユリカモメ
ウミネコ
ウグイス
イソヒヨドリ
ズグロチャキンチョウ
 

 

 

 

    八丈航路での鳥見に出かけました。航路が中心の鳥見は初めてです。平島や、舳倉島、飛島への往復での航路で鳥見をしたことはありますが、それはあくまでおまけみたいなものなので、今回が初デビューとなります。

  この時期、アホウドリが見ることができると期待していました。上級者はミズナギドリ系の珍鳥を予定しているとのことですが、私はそちらがメインではありません。もちろんおこぼれにあずかろうという気持ちはありましたが…。同行者は航路を何回も経験しているベテラン二人です。

  当初の予定は12日にするつもりでしたが、船が天候不順で欠航になり、一日順延になりました。 船は橘丸で、まだ新しい船です。 

  船は12日の22時半に竹芝桟橋から出港になりました。三宅島、御蔵島に停泊して、八丈島に向かい、その日のうちに竹芝に引き返す予定です。乗船して、すぐに寝ることになりました。三宅到着が翌朝5時頃で、それに合わせて鳥見をするつもりです。

  三宅到着は予定より少し早めとなりました。寝ている時は気になりませんでしたが、起きてみると波があり、船はだいぶ揺れを感じます。

  まだ暗いですが鳥見を始めました。鳥は間もなく現れました。オオミズナギドリです。どこの航路でも見かける鳥です。ほとんどがこの鳥です。間もなくクロアシアホウドリが現れました。暗く、写真は十分とれませんでした。また出るのではないかと期待します。途中チュウサギと思しき鳥が4羽南から北にわたっていきました。またツバメも観察されました。船は御蔵島には寄ることができず、そのまま、八丈島に向かいます。八丈島に近づいたころ、オーストンウミツバメと思われる鳥を同行者が見つけましたが、私は見ることができませんでした。遠くの小さい鳥は初心者には難しそうです。

 八丈島近くにはあまり鳥はいませんでした。八丈島には8時50分に到着しました。折り返しの船で竹芝に戻るのですが、出航までに少し時間があるので、港周辺を回ってみました。アカコッコにでも会えればよいと考えていました。ウグイスの声が聞こえます、その姿を待っていると先に進んだもう一人の方から声がかかりました。その場所に急行すると、ズグロチャキンチョウがいるというのです。ズグロチャキンチョウはすぐに姿を見せてくれました。夏羽にほとんどなっている個体です。もちろん私にとってはライファーです。出航時間があるのであまり撮影には時間が割けませんでした。しかし、ほぼ満足できる写真は撮ることができました。同行者の一人はこの鳥を九州にまで撮りに行ったことがあるそうです。思いがけず、航路の鳥見でこの鳥を見ることができたのは幸運以外の何物でもありません。

  船は予定通り出航いたしました。私たちと同じように折り返し竹芝に戻る鳥見の人がもう一人いました。折り返してからしばらくは鳥影がありませんでした。復路では御蔵島にも寄港しました。三宅近くになるとクロアシアホウドリの姿を見ることができました。三宅に寄港し、さらに進むと鳥影が増えました。クロアシに続いてアホウドリが出るようになりました。アホウドリは多い時は一遍に3羽姿を見せました。大島近くでは鳥影が減りました。

  東京湾に入ると、鳥影が増えました。オオミズナギドリやカワウ、カモメ類などでした。珍し系を期待したのですが、駄目でした。間もなく竹芝でしたが、スピードを落とすため、そこから2時間近くもかかりました。

  鳥の種類は少なかったのですが、アホウドリは10数羽、クロアシアホウドリは7羽見ることができました。本格的な航路鳥見十分楽しむことができました。ズグロチャキンチョウというおまけまでついてラッキーな鳥見となりました。

 

 

 

アホウドリです。

成鳥が1羽飛びましたが、遠くでボケボケの写真しか撮れませんでした。

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3羽で飛んだアホウドリです。2羽が写っています。

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クロアシアホウドリです。

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ズグロチャキンチョウです。

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縦版です。

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そのほかの鳥です。

チュウサギ、イソヒヨ、オオミズナギドリです。

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4月14日(金)

葛西臨海公園

9時〜12時

晴れ

観察された主な鳥 

ホシハジロ
ハシビロガモ
キンクロハジロ
コガモ
スズガモ
カルガモ
キジバト
カイツブリ
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
オオバン
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
クロツラヘラサギ
ハマシギ
タカブシギ
ミヤコドリ
ユリカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
ハシブトガラス
オナガ
シジュウカラ
ヒヨドリ
メジロ
ウグイス
ムクドリ
スズメ
モズ
ハクセキレイ
ツグミ
カワラヒワ
 

 

    上の池のカモが激減しました。渡りの小鳥が入ってくる時期なのですが、まだ、コサメ程度しか入ってきません。他のところではオオルリが入ってきたという話も聞いています。

  ヘラサギがいなくなりました。12日にはいなかったようです。クロツラだけ残されてしまいました。元気がないように見えました。東渚でえさ捕りをしていました。いつまでいてくれるのでしょうか。きれいな夏羽を見たいものですが、この時期遠征の日程が入っていて、確認ができるかどうかわかりません。

  ミヤコドリが西渚に入ってくるようになりました。まだ残っているスズガモの群れの近くでえさ捕りをしています。

  先日見られたコアジサシは観察できませんでした。通過の途中で寄った鳥のようです。

 

 

 

ミヤコドリの飛翔です。

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ミヤコドリです。

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ウミネコのペアです。

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スズガモが一斉に飛びました。

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4月16日(日)

銚子、波崎

10時〜16時半

晴れ

観察された主な鳥 

オオハム
スズガモ
ウミアイサ
カンムリカイツブリ
アカエリカイツブリ
オオバン
ウミウ
アオサギ
カモメ
シロカモメ
ユリカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
キジ
ハシブトガラス
ヒヨドリ
セッカ
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
 
    海鳥の夏羽が見たく、銚子方面に遠征しました。先週行った鳥仲間が、大ハムの夏羽を見たという話を聞いたこともあります。今年は銚子に行っておりませんので、やはり、ここは年に一度は行きたいところです。

  

 

 

夏羽のオオハムです。

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オオハムです。こちらは冬羽です。

すぐ近くで魚を追いかけている様子がわかりました。

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アカエリカイツブリです。外川港では夏羽が見られました。

行くところ行くところで見ることができました。

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アカエリカイツブリのエサ捕りその1

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アカエリカイツブリのエサ捕りその2

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アカエリカイツブリのエサ捕りその3

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アカエリカイツブリのエサ捕りその4

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アカエリカイツブリのエサ捕りその5

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ウミアイサです。

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カンムリカイツブリです。きれいな夏羽です。

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