シマアオジ(島青鵐)

Emberiza  aureola

Yellow-breasted Bunding

スズメ目ホオジロ科  15cm

夏鳥として北海道の草地などに生息。渡りの時期に日本海側の離島、南西諸島などで見られることもある。近年個体数の減少が進んでいるといわれている。
スズメ大で、オスは顔が黒く、頭頂から体上面は栗褐色で、胸以下の体下面は黄色。上胸に暗栗褐色の帯があり、脇に栗褐色の縦斑がある。雨覆の先端に白斑がある。
メスは頭央線、広い眉斑、腮から以下の体下面は淡黄色頭側線、過眼線、顎線は黒褐色でやや栗色がかる。体上面は褐色で、背に明瞭な黒褐色の縦斑があり、中雨覆先端は白色で翼帯がある。
  〔出会いの記録〕
2015年平島で初めて出会いました。海岸の荒れ地で2羽でいました。オスの成長と、若鳥と思われます。憧れの鳥でした。シャッターを切る時は手が震えました。久しぶりの感激でした。
その後同島の他の地点でも見ることができました。
北海道でもサロベツ以外ではなかなか見ることができないようです。
          2015年4月25日  平島