過去の鳥見日誌

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2006年     3月の鳥見日誌      

    

3月5日(日)

  〇新浦安

 8時〜13時 

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥   

スズメ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
ウミアイサ
スズガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
ホオジロガモ
コオリガモ
クロガモ
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
イソシギ
ハマシギ
カワウ
ムクドリ
ツグミ
ハシブトガラス
オオバン
タヒバリ
ヒバリ
 
 

 新浦安に出かけました。コオリガモもそろそろ、北に帰る時期になりました。去年の今頃は夏羽に変わっていたようです。先週はまだその兆候は見られませんでしたが、今週はどうでしょうか。

 朝から日が差し、良い天気になりそうです。いつものようにお迎えはオオバンです。この鳥はいつの間にか海鳥になってしまったような感じです。次に、スズガモの群れから少し離れて、ウミアイサホオジロガモが迎えてくれます。ウミアイサのツーショットを狙いますが、なかなかうまくいきません。昨日から出ているというクロガモを探しますが、見つかりません。葛西臨海公園のTさんもこちらに来ています。Kaさんと一緒です。やはり、クロガモは見つからないと言われています。

 しばらくすると葛西臨海公園のUさん、Seさん、Yさんもお見えになりました。やはり、クロガモとコオリガモの夏羽が狙いです。コオリガモを探します。少し離れたところですが、スズガモの群れの中にいました。胸や、頭の一部が少し黒くなりかけています。夏羽に変わりつつあります。しかし、もう少し時間がかかるようです。去年は3月中旬までいたようですが、北に帰る前に夏羽に変わってくれるでしょうか。

 しばらくすると、潮干狩りの人などが入り始め、群れが大きく異動しました。その中にクロガモを見つけました。最初に見つけたのはTさんでした。クロガモはお休み中で、特徴のあるくちばしは見られません。唯一の目印は黒い羽色と少しとがった尾羽です。それを頼りに沢山のスズガモの群れの中から見つけたTさんの眼力には驚きました。脱帽です。しばらく待ちますが、クロガモは近づく気配はありません。時々顔を出しますが、すぐに眠ってしまいます。しばらく近づくのを待ちましたが、期待にこたえてくれませんでした。潮干狩りの人も増えてきたこともあり、諦めてあがることにしました。

 久しぶりに晴天に恵まれ、ヒバリの囀りも聞くことができ、春を感じることができた一日でした。

 

 

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ホオジロガモ…きれいな個体です。 ホオジロガモ…水を飲んでいる??
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ウミアイサ(メス)…オスは近くに来ませんでした。

コオリガモ…夏羽に変わりつつあります。

 

3月12日(日)

  〇市民の森
 (見沼グリーンセンター)

 〇9時半〜14時 

  〇曇り

  〇観察された主な鳥   

スズメ
ヒヨドリ
ムクドリ
オジロビタキ
シジュウカラ
ハイタカ
ハシブトガラス
 
 

 今日はさいたま市まで出かけました。Tさんからの情報でオジロビタキを見に行きました。オスの若かもしれないとうかがいました。Uさん、Seさん、Yさんと一緒に出かけました。

 昨日は暖かで、風もなく良い陽気でしたが、今日は下り坂で、風もあります。場所は駅からすぐで、分かりやすいところです。公園の中もすぐに分かりました。しかし、鳥の姿が見えません。先に来ている地元の方の話では、昨日は居たようですが、今日は姿が見えないということです。暖かな日が続いたので、抜けてしまったのではないかということです。がっかりしてしまいましたが、とにかく待つことにしました。

 半分諦めていたとき、一緒に来ていたUさんが、オジロビタキを見つけました。探していた反対の場所でした。しばらくすると、オジロビタキは頻繁に姿を見せるようになりました。毛虫や蛾を見つけて食べています。喉もとが何となく、薄く色づいているようにも思えます。グゼリながら尾を上げるポーズを繰りかします。この場所がお気に入りのようで、場所を少し移動しますが、ほとんど私たちの前に姿を見せてくれました。

 この鳥とは石神井では会うことが出来ませんでした。しかし今日は十分その姿を観ることができました。

 

 

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オジロビタキ…尾を上げながら良く鳴きます。 オジロビタキ…オスかメスか良くわかりません。

他のニシオジロビタキの写真

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3月18日(土)

  〇江ノ島

 〇9時半〜14時半 

  〇曇り

  〇観察された主な鳥   

イソヒヨドリ
ハヤブサ
キセキレイ
ハクセキレイ
トビ
 
 

 江ノ島に出かけました。今回の目的はハヤブサです。葛西臨海公園のTさん、Uさん、Seさん、YさんMuさんと一緒です。天気も良さそうです。

 少し早めの出発でしたが、現地には9時過ぎになりました。ここの場所は私は初めてです。現地までは、海岸の岩場を進みます。着いたときには早くも20人ほどのカメラマンがいました。着く早々、ハトを捕まえたハヤブサが近くの岩の上にいるところを観察できました。餌を食べながら時々顔を出します。しかし間もなく、餌を持って少し離れた場所に移りました。オスとメスが交代で餌を食べながら定位置を確保しています。それぞれ止まる場所が決まっています。そして、昨年の営巣地にしばらく留まっています。まだ抱卵はしていないようですが、確認は出来ません。交尾はもうしているようです。

 食べ残した餌の近くにトビが近づくと、2羽で襲いかかります。体はトビより小さいのですが、襲いかかる迫力はすさまじいものです。この追いかけっこを何回も十分楽しませてもらいました。

 ハヤブサのほかには、イソヒヨドリがきれいなさえずりを聞かせてくれました。水場にはキセキレイも姿を見せました。

 
 

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ハヤブサ…捕った獲物を隠しています。 ハヤブサ…交互に食べに来ます。
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イソヒヨドリ…きれいなオスです。 イソヒヨドリ…メスです。

他のハヤブサの写真

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3月21日(火)

  〇新浦安

 10時〜14時半 

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥    

クロガモ
ウミアイサ
スズガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
オオバン
タヒバリ
ハクセキレイ
 
 

 新浦安に出かけました。コオリガモはもういなくなってしまったようですが、クロガモを期待してのしゅうぱつです。晴れて暖かな一日になりそうです。

 現地に着くとTさんとSeさんが先着しています。クロガモがいるようです。スズガモの群れの中でお休み中です。時々顔を出してくれます。そのチャンスを狙って写真を撮ります。少し目を離すと、鳥の姿が分からなくなってしまいます。時々のチャンスに写真を撮りますが、少し距離があります。光線の加減が良いので、眼が出るかもしれません。

 間もなくすると、Yさん、Taさんが来ます。あまり変化がないと思っていたところ、群れの鳥がいっせいに飛んでしまいました。沖に船が来たためです。今日はこれで終わりと諦めました。群れの一部が少し近くに戻ってきました。よく見るとそこにクロガモが混じっています。先ほどよりだいぶ近くでクロガモが観察できます。しかもかなり近くまで寄ってきます。クロガモをこんな近くで、しかも順光で観ることができるなんて大変幸運なことのようです。Tさんもこんな近くでクロガモが観たことがないと言われています。Uさんもその頃には来られました。私のほうはメモリーもなくなり、引き上げることにしました。

 クロガモを近くで観察でき、ウミアイサも近くに姿を見せてくれ、ラッキーな一日でした。

 
 

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クロガモ…眼も出てくれました。 ウミアイサ…ペアです。
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ウミアイサ…オスも近くに来ました。 ウミアイサ…メスも近くで餌を捕っています。

他のクロガモの写真

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3月25日(土)

  〇葛西臨海公園

 10時〜14時半 

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥   

クイナ
ヤマガラ
オオジュリン
ウグイス
シジュウカラ
スズメ
ツグミ
メジロ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
チュウヒ
キンクロ
ミコアイサ
ホシハジロ
カワウ
オオバン
 
 

 葛西臨海公園に出かけました。本拠地へは久しぶりです。今日は最初からあまり期待していませんでした。鳥が少ないという話を聞いていました。

 センター前には誰もいませんでした。常連のTさんはオガワコマドリのほうに行っています。しばらくするとKaさん夫妻がお見えになりました。毎週のようにここに来られています。やはり、鳥は少ないようです。周辺の鳥情報を交換しながら、色々鳥の話を教えていただきます。私のような初心者にはKaさんのような方の話は大変に参考になります。

 まもなくSeさんがお見えになりました。そしてTaさんが来られました。最近の鳥の話を伺います。さいたま市のオジロビタキのその後についても情報をいただきました。

 鳥は、姿が見えません。いつも姿を見せるクイナも出てくれません。オオジュリンのいますが近くに来てくれません。そんなことで、鳥見より昼寝タイムになってしまいました。大変暖かな一日でしたが、鳥見はさっぱりでした。

 
 

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ヤマガラ…咲きそうな桜にとまりました。 クイナ…やっと顔を出してくれました。

 

       
 
       
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