過去の鳥見日誌

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2007年     9月の鳥見日誌      

    

9月1日(土)

  〇三番瀬

 6時半〜9時半

  〇曇り時々雨

  〇観察された主な鳥 

ヘラシギ
トウネン
エリマキシギ
ミユビシギ
キリアイ
キョウジョシギ
メダイチドリ
ダイゼン
ユリカモメ
ウミネコ
ツバメ
ハクセキレイ
スズメ
ムクドリ
ハシブトガラス
 
 

 ヘラシギが出ているというので、三番瀬に出かけました。車が使えず、もう一つのマイカー??=自転車で出張しました。

 ヘラシギは過去2回空振りの経験があります。最初は鳥見を始めたころです。谷津干潟に出ているうわさを聞いて出かけたことがあります。スコープもカメラも持っていませんでした。双眼鏡だけを持って出かけました。しかし、もう抜けてしまっていて会えませんでした。2002年の9月と記憶しています。
 もう一度は2004年の9月でした。波崎に出ている情報を得て、翌日休みをとって、出掛けました。しかし、このときも見つけることが出来ませんでした。

 今日はどうでしょうか?朝5時に家を出ましたが、小雨が時々降ってきます。途中道に迷い、廃棄物処分場で野犬に追いかけられたりして、現地に着いたのは6時をだいぶ過ぎていました。

 遠くの車のナンバーが沢山とまっています。大勢のバーダーが着ていることが予想されます。案の定、満潮の砂浜にはもう既に20人を越える人が集まっていました。しかし、目的の鳥はまだ見つかっていないようです。この広い場所で小さな1羽の鳥を見つけることは大変です。

 間もなく、地元のバーダーがヘラシギを見つけました。トウネンの群れと同一行動をしています。けれども、この鳥が初見の私にとって、群れの中からヘラシギを探し出すことは、なかなか大変な作業です。しかも動きが大変早いので、少し眼を離すとその所在が分からなくなります。しかし、慣れてくると要領もわかり、その特徴からすぐに探し出すことができるようになりました。何回か飛び立ち、場所を移しますが、すぐに見つけることが出来ました。鳥の姿は小さく、小雨混じりの薄暗い天候で、撮影条件としては厳しかったのですが、どうにかその姿をカメラに収めることが出来ました。ほかにエリマキシギなども観察できました。

 徐々に干潟が広がりはじめましたが、雨も少し強くなってきたため、早めに引き上げることにしました。

 

 

写真をクリックすると大きくなります。

ヘラシギ…初見です。 ヘラシギ…まだ幼鳥とのことです。 ヘラシギ…波に驚き翼を拡げました。
ヘラシギ…ミユビシギに囲まれました。 ヘラシギ…トウネンの群れに入っています。 エリマキシギ…まだ幼鳥のようです。

他のヘラシギの写真です。

写真をクリックすると大きくなります。

 

9月22日(土)

  〇葛西臨海公園

 8時半〜14時半

  〇晴れ

  〇観察された主な鳥 

アカアシシギ
オオハシシギ
アオアシシギ
コチドリ
タシギ
セイタカシギ
オオバン
カイツブリ
コガモ
カルガモ
ヨシゴイ
チュウサギ
コサギ
ダイサギ
アオサギ
ゴイサギ
ユリカモメ
ウミネコ
ツバメ
ハクセキレイ
カワセミ
スズメ
ヒヨドリ
ムクドリ
ハシブトガラス
 
 

 久しぶりに葛西臨海公園に出かけました。まだまだ残暑厳しく、渡りの鳥の姿はあまり期待できないようです。

 擬岩に行きます。ちょうどアカアシシギが出ていました。足の色は少しさめてきていますが、まだその足の色はきれいです。少し長い逗留になっているようです。他にはコチドリの幼鳥、アオアシシギ、セイタカシギが見られます。またオオハシシギが入ってきています。まだ一羽ですが、いつものように越冬してくれるのではないかと期待しています。

 センター前に移動します。コガモが入ってきているようです。他にはあまり鳥の姿は見えません。ヨシゴイがアシの間から顔をのぞかせました。ここにいることは確認されていますが、なかなかその姿は見ることが出来ません。しばらくするとヨシゴイはアシの裏側に隠れてしまいました。

 西の方面にも行きましたが、暑さのせいか小鳥の姿は確認できませんでした。オオルリのメスや若が入っていたという情報をもらっていたのですが、結果は空振りになってしまいました。

 

 

 

写真をクリックすると大きくなります。

アカアシシギ…お立ち台にあがりました。 オオハシシギ…ほとんど寝ていました。
アオアシシギ…常連です。 ヨシゴイ…前に葉がかぶりました。

 

   

 

 
 
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