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2012年     2月の鳥見日誌       

    

 

 

2月3日(金)

千葉県、埼玉県

9時半〜17時

〇晴れ

〇観察された主な鳥 

カワウ
オナガガモ
カルガモ
マガモ
オオバン
カイツブリ
アオサギ
コサギ
チョウゲンボウ
ノスリ
オオタカ
コミミズク
タゲリ
ハクセキレイ
モズ
アオジ
カシラダカ
シメ
ベニマシコ
シジュウカラ
エナガ
アカハラ
ツグミ
ムクドリ
ヒヨドリ
スズメ
オナガ
ハシブトガラス

 

 

 

 

  

  地元では、猛禽が多く、小鳥が少ないと聞き、また、ベニマシコを見に千葉県へ出かけました。

  着く早々、ベニマシコ4羽を見ることができましたが、奥の方にいて前面に出てきません。写真は撮れず、待つことになりました。
他の鳥に相手をしてもらいます。アオジ、シメ、モズ、カシラダカ、シジュウカラに遊んでもらいました。しかしベニマシコはなかなか出てきてくれません。

  移動して、他のポイントに行くと、そこに、ベニマシコは4羽でいました。時々、前面に出てきてくれますが、なかなか落ち着きません。
   それでもどうにか写真は撮れました。しかしなかなか思うようなところには出てきてくれませんでした。

  再度挑戦する必要がありそうです。

  次に場所を変え、コミミズクに挑戦しました。今年はコミミズクの当たり年のようで、各所で観察されているようです。この場所でのコミミズクは初めてです。
  前日は風が強く出てくれなかったようですが、この日は 4時頃に出てくれました。土手沿いに何回か往復してくれましたが、ネズミは捕まえた様子はありませんでした。今季初めてのコミミズクは比較的近くで撮ることができました。

 

 

 

   写真をクリックすると大きくなります。

シメ…今季初めてです。 シジュウカラ…粉のように見えるのはつついた破片です。 ベニマシコ…メスです。
ベニマシコ…オス、メス各2羽確認できました。 ベニマシコ…おかしな格好をしました。 ベニマシコ…珍しく前面に出てくれました。
ベニマシコ…後ろが抜けてくれません。 ベニマシコ…背中も見せてくれました。 ベニマシコ…きれいな個体です。

 

全部コミミズクです。

写真をクリックすると大きくなります。

今日見ることができたのは1羽でした。 風が強いと出ないようです。 顔を向けてくれました。
今年は、いつも入る、渡良瀬や、五霞町には

あまり数がいないようです。
餌のネズミがいる場所が減ってきたようです。 近くにはとまってくれませんでした。

 

 

2月4日(土)

茨城県

9時半〜17時

〇晴れ

〇観察された主な鳥 

カワウ
カイツブリ
アオサギ
コサギ
チョウゲンボウ
チュウヒ
ハイイロチュウヒ
ノスリ
ミサゴ
コミミズク
タゲリ
ハクセキレイ
モズ
ホオジロ
セッカ
オオジュリン
ムクドリ
ヒヨドリ
スズメ
ハシブトガラス

 

 

 

 

  猛禽がたくさん出ている場所を聞き、出かけました。今日は風がなく、期待が持てます。

  現地に着くと、もうすでにカメラマンが各所に待機しています。途中で顔見知りのYgさん、Ktさんがいたのでその隣に機材を置くことにしました。

 ハイイロチュウヒのメスが出ているようです。オスを期待していたのですが、今日はメスのようです。メスが出るとオスはあまり期待できないようです。

 他には、チョウゲンボウ、ノスリが顔を見せます。コミミズクが出るには少し早いようです。ハイチュウもそのうちでなくなり、チョウゲンボウ、ノスリしかでなくなる時間になりました。二人と鳥談議をして過ごしていると、コミミズクが出始めました。時間的には1時頃です。ここのコミミズクは早く出るようです。1羽が出始めてから次々に出始めました。確認できたのは6羽ですが、少し離れた場所でも出ていたようなので、10羽近くいるように思えました。

 少し距離がありましたが、コミミズクの獲ったネズミを狙ってハイチュウがコミミズクにからむ場面なども見ることができました。

 ハイチュウオスには会えませんでしたが、次回はそれを期待しようと思いながら、帰路につきました。

 

 

 

今年はコミミズクの当たり年と聞いています。ここでも多くのコミミズクに会えました。

              最初は遠くの方しか出ませんでしたが、そのうち近くにも出てくれました。

              縄張りがあるようで、その境目では小競り 合いがありました 。

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ハイチュウメスととコミミズクが絡みました。

コミミズクが獲ったネズミを狙って、ハイチュウが襲い掛かりました。

最後の写真はハイチュウメスVsチュウヒです。

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ハイチュウVSコミミの続きです。

写真をクリックすると大きくなります。

 

 

 

2月12日(日)

銚子、波崎

10時〜16時

〇晴れ

〇観察された主な鳥 

カワウ
ヒメウ
アカエリカイツブリ
カンムリカイツブリ
アオサギ
コサギ
ハヤブサ
スズガモ
マガモ
キンクロハジロ
ハシビロガモ
ヒドリガモ
ミツユビカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
カモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
タイミルセグロカモメ
カナダカモメ
ハクセキレイ
イソヒヨドリ
ヒヨドリ
スズメ
ハシボソガラス

 

 

 

 

 

  1年ぶりにカモメ観察に行きました。場所は去年と同じ銚子です。同行者はベテランの方ばかりです。

 私だけではカモメの識別はほんの一部しかできません。強力な助っ人がいて初めて同定できるわけです。

 マリーナから回りました。ここではアカエリカイツブリを見ることができましたが、他には目立った鳥はいませんでした。

  次に第三漁港周辺に行きましたが、ここには初めてのミツユビカモメに会うことができました。大変可愛い鳥です。他にはカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、タイミルセグロカモメ、などを見ることができました。もちろん、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメもいました。

 次いで、イグリ前に移動しました。昨年と比べ随分鳥が少ないです。それでも足の黄色いセグロカモメと思しきカモメが見つかりました。しかしよく観察する前に飛んでしまいました。そこにいたカモメがすべて飛んだのです。良く見ると堤防の上に、ハヤブサがいました。カモメを一羽捕まえました。肝心のカモメ観察が台無しです。ハヤブサはそこでウミネコと思われる鳥を時間をかけて食べていました。

 また第三漁港の方に戻ることにしました。そこではカナダカモメを見ることができました。カナダカモメは上空を飛んでくれその特徴である初列風切の裏なども見ることができました。

 カモメの同定の難しさを感じた一日でしたが、同行してくれた先輩方に親切に教えていただきました。一人でできるようになるにはまだまだ経験、勉強が必要だと思いました。

 

 

 

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カモメ…成鳥です。 タイミルセグロカモメ…成鳥です。 ミツユビカモメ…隣のウミネコより小さいです。
タイミルセグロカモメ…足が黄色がかっています。 シロカモメ…第1回冬羽?? ワシカモメ…第3回冬羽
ヒメウ…「イクリ」前にいました。 ヒメウ…陸に上がっているのは初めてです。 不明…ホイグリンorカスピに見えるのですが
ハヤブサ…カモメたちがいっせいに飛び立ちました。 ハヤブサ…捕まったのはウミネコのようです。 ハヤブサ…猛禽らしい顔です。
 カモメの識別は私のような初心者にとっては大変難し

いものです。成鳥でも難しさがありますが、幼鳥になる

とお手上げです。皆さん識別ができるようになるには、

現場でのたくさんの経験がベースになっていると思い

ます。私の当面の目標は現場での経験を積みながら

大雑把なスクリーニングができるようになりたいなとい

うことです。
シロカモメ…第1回冬羽のようです。 カナダカモメ…頭の褐色斑はもやっとしている。
カナダカモメ…うまい具合に飛んでくれました。 カナダカモメ…翼先端は外弁のみ黒いです。
カナダカモメ…翼下面は黒色がほとんど見られない。 カナダカモメ…翼下面は背の灰色より淡い。 コクガン…久しぶりに会えました。

 

他のハヤブサの写真

 

 

2月20日(月)

茨城県

〇8時半〜16時

〇晴れ

〇観察された主な鳥 

カワウ
カイツブリ
アオサギ
コサギ
チョウゲンボウ
ハイイロチュウヒ
オオタカ
ノスリ
コミミズク
タゲリ
ハクセキレイ
モズ
ホオジロ
セッカ
オオジュリン
ムクドリ
ヒヨドリ
スズメ
ハシブトガラス

 

 

 

  またハイイロチュウヒねらいで茨城県に出かけました。もちろんオスの方です。今回は地元の方3人と同行です。

 天気も良く、風もなく、気温も上がりそうで、寒さは気になりそうもありません。

 ついてしばらくは鳥はしばらく現れませんでした。間もなくオオジュリンとホオジロが姿を見せました。そして、しばらくしてハイイロチュウヒのメスが飛びました。しかし、前回もそうでしたが、陽炎が上がってピントがうまく合いません。鳥は現れても写真の方は苦労しそうです。

  9時近くのことでした、ハイイロチュウヒのオスが飛びました。葦原から飛び出し、低空で飛びましたが、すぐにまた葦原に入ってしまいました。それが再び飛翔してくれることを期待して、待ちました。1時間ばかりたった頃、灰色の鳥の姿がまた見ることができました。後ろにはハイイロチュウヒのメスがいます。メスにオスが追われているようです。オスはどんどん遠くに行ってしまいます。シャッターを押しましたが、結果は無残でした。ピンぼけ写真ばかりで、残せるものはありませんでした。

 2時近くになってコミミズクが飛んでくれました。前回と同じように各ポイントに姿を見せてくれました。6羽程度の確認ができました。ハイイロチュウヒメスもそれに合わせて飛んでくれました。

 写真にはなりませんでしたが、ハイイロチュウヒのオスとの対面はできました。写真に収めるべく、また近いうちに挑戦しようと思います。 

 

 

 

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ホオジロ…鳴いています。 ホオジロ…食事中です。 チョウゲンポウ…近くにとまってくれました。
チョウゲンボウ…ゆっくりしてくれました。 チョウゲンボウ…口を開けました。 コミミズク…きれいな飛翔姿です。
コミミズク…正面向きも良いです。 コミミズク…この姿、気に入りました。 コミミズク…良くある姿です。
この場所は、以前から猛禽が良く出るポイン

トです。

昔、ケアシノスリが出たこともあります。

しかし、こんなにコミミズクが集まったのは今

年が初めてではないのでしょうか。

ハイイロチュウヒも今年は当たり年です。

 

コミミズク…これも定番。 コミミズク…獲物に向かって突っ込む直前です。

 

 

2月26日(日)

茨城県

〇8時〜16時

〇曇り時々晴れ

〇観察された主な鳥 

カワウ
カイツブリ
アオサギ
チョウゲンボウ
ハイイロチュウヒ
チュウヒ
ノスリ
コミミズク
タゲリ
ハクセキレイ
モズ
ホオジロ
セッカ
オオジュリン
ムクドリ
ヒヨドリ
スズメ
ハシブトガラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 先週に引き続きまた猛禽ポイントに出かけました。今日こそはハイイロチュウヒのオスに近くで会えればと期待しての出発でした。風が少し吹くという予報で、それが少し気がかりでした。

   しかし、現地に着くと、思ったほど風がありませんでした。前回より少し西に移動したところで待つことにしました。休日なので人が多いと思っていたのですが、思ったほどではありませんでした。

 朝早く来ていた人の話では、オスはまだ出ていないという話でした。間もなくメスが出てきてくれました。比較的近い場所で餌取りで飛びこんでくれました。曇り気味なので陽炎は立っていません。写真を撮るには絶好です。

 チョウゲンボウも近くでホバリングしてくれました。そしてコミミズクも出てきました。11時頃の時間です。こんなに早く出てくれることに驚きました。コミミズクはいつもと違っていっせいには出ず、時間差で出てきました。

 ハイチュウのオスはなかなか出てくれず、あきらめていたところ、3時近くになって出てくれました。距離が遠かったのですが、今まででは一番長く見ることができました。

 結果的には、満足できなかったのですが、ハイチュウのオスを見ることができ、良かったと思いました。 

 

 

 

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ハイチュウメス…近くを飛んでくれました。 ハイチュウメス…2羽います。 ハイチュウメス…撮影条件は良かったです。
ハイチュウメス…こちらを向きました。 ハイチュウメス…飛びこもうとしています。 ハイチュウメス…なかなか餌はつかまりません。
チョウゲンボウ…近くでホバリングしました。 チョウゲンボウ…ネズミを狙っています。 チョウゲンボウ…サービス満点です。
コミミズク…こちらを向きました。 コミミズク…首は360度回ります。 コミミズク…この日は時間差で出ました。
ハイチュウオス…やっと撮影できました。 ハイチュウオス…距離はあります。 ハイチュウオス…1回だけ飛びました。
ハイチュウオス…きれいな鳥です。 ハイチュウオス…人気があるのは良く分かります。 ハイチュウオス…比較的長く見ることができました。
ハイチュウオス…近くで撮影したいです。 コミミズク…早い個体は午前中から飛びました。 コミミズク…来年はここの環境が変わりそうです。

コミミ同士のバトル

コミミ同士が縄張り付近でやりあいます。T

写真をクリックすると大きくなります。

コミミ同士のバトルU

写真をクリックすると大きくなります。

コミミ同士のバトルV

写真をクリックすると大きくなります。

コミミズクは縄張りをはっきり持っているようで、そ

の中で餌取りをしますが、その境界付近ではたび

たびこのような争いを起こします。

 

他のハイイロチュウヒ(メス)の写真

他のハイイロチュウヒ(オスとメス)の写真

他のコミミズクの写真

 

 

 

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