過去の鳥見日誌

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2017年     月の鳥見日誌       

 

 

6月1日(木)

葛西臨海公園

9時半〜11時半

曇り

観察された主な鳥 

カルガモ
キジバト
カイツブリ
オオバン
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
ゴイサギ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
オオヨシキリ
シジュウカラ
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
 

 

 

    6月に入りました。地元に出かけました。しばらくご無沙汰しています。5月の20、21日にはムラサキサギの幼鳥がいたようです。私は遠征と重なり見ることができませんでした。20年ぶりのようです。

  この時期は、いつものように鳥の数は減ってしまいます。油断していると珍鳥が入ることがあるのですが、この日はいつものように大きな収穫はありませんでした。

 久しぶりに北海道から帰った、鳥仲間にに会いました。石垣遠征の話をしました。石垣についてもベテランなのです。私の話は先方がよく知っていることがほとんどでした。唯一、最近のカタグロトビについては、ある程度の話ができました。今度石垣に行くときは、事前に情報を聞いていかなくてはいけないと改めて感じました。

 鳥のほうは、ゴイサギとカイツブリ、カルガモ程度です。カイツブリはまだ先のようです。でも近くで観察できそうです。

 

 

    

ハクセキレイ(オス)、ゴイサギ、カルガモ、カイツブリです。

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 6月12日(月)

近隣公園

9時〜11時半

曇り時々晴れ

観察された主な鳥 

ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
シジュウカラ
ムクドリ
スズメ
 

 

    

  毎年営巣しているツミを見に出かけました。この時期葛西臨海公園には鳥の数が少なく、その間、ツミの営巣が楽しみになっています。

 今年は、営巣場所が比較的開けた場所で、人の出入りも多い場所で、営巣放棄が心配で、しばらく出かけるのを自粛していました。雛は5月下旬にはかえったようです。今日が第一日目となります。

 話には聞いていましたが、昨年と比べほんとうにに開けた場所に巣はありました。雛は5羽確認できました。大きいものは羽の一部が生え変わっていました。巣は桜の木の上部にあり、強い風雨に耐えうるのか心配です。しかも、その大きさは、5羽のひなが全部大きくなると全部収まるのか心配なほどです。

 去年は全部の雛が無事巣立ちましたので、今年もそれを願って観察しました。日々の成長が楽しみです。

 

 

 

雛は大きくなっているものもいました。

全部で5羽確認できました。

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オスが近くの木にとまりました。

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メスは去年よりだいぶきれいになりました。

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縦ヴァージョンです。

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近くにはオナガが何組か営巣していました。

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6月16日(金)

近隣公園

 葛西臨海公園

7時〜9時半

晴れ

観察された主な鳥 

カイツブリ
カルガモ
ゴイサギ
コサギ
アオサギ
ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
ツバメ
シジュウカラ
オオヨシキリ
ムクドリ
スズメ
    少し早く出て、ツミポイントに出かけました。5羽元気に育っていました。羽もだいぶ生え変わり、そろそろ巣から出そうな感じです。成長が楽しみです(後日談ですが、そのあと大きなハプニングが待っていようとは知る由もありません。)。
 地元にはあまり鳥がいません。唯一この時期の楽しみは、カイツブリの子育てです。雛は4羽になっていました。まだ卵を2個抱えています。
 


ツミの雛もだいぶ大きくなりました。

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カイツブリの雛も成長しています。

親は巣を補強していました。雨が降ると水没してしまいます。

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 6月20日(火)

近隣公園

7時〜11時

晴れ

観察された主な鳥 

カルガモ
ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
ツバメ
ムクドリ
スズメ
 
    そろそろ、ツミの雛が巣から出るころかと思い、出かけました。
 現地には7時ころに着きましたが、もうすでに、皆さんは来ていました。着く直前に、カラスが来て、ツミとオナガが追いかけ、騒然たる騒ぎだったようです。少し遅かったようです。そのせいか、雛があまり顔を出さないとのことでした。雛は18日の日には、枝にとまり始めたようです。2羽が出ているのは確認されたようです。

 雛が出ないのは訳ありだったようです。昨日の夕方に巣に親がいないときに、オナガが巣の近くに来て、それに驚いた雛3羽が巣から落ちたようです。下には猫もいて、やむを得ず、人の手で保護されたようです。ですから、巣の中には雛は2羽しかいないとのことです。巣から雛の姿が見えなかったのは、そのような事情があったからのようです。落ちた雛は成長が早く巣から出始めた雛のようです。出始めたばかりなので、元の巣に自力で戻ることができなかったようです。

 保護された雛は、元の巣に戻すよう検討されたとのことですが、うまくいくのかどうか心配です。

 それに関係しているのかどうか不明ですが、メスが巣から離れている時間が長く餌を持ったオスが巣の周りを何回も回っていました。そして結局、オスが雛に餌を渡していました。今後の動向に注意をしなくてはいけません。

 


餌を捕まえたオスが戻ってきましたが、メスが不在で渡す相手がいなく、

巣の周辺を何回か飛び回りました。

オスの飛翔姿です。

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巣には雛が2羽しかいませんでした。

メスと2羽の雛です。

葉が茂っていて、なかなか、姿が見えません。

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オナガの飛翔姿です。

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6月22日(木)

近隣公園

〇9時半〜11時半

○曇り

観察された主な鳥 

カルガモ
ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
ツバメ
ムクドリ
スズメ
   先日、枝から落ちた雛がどうなっているか気になり出かけました。今日、巣に戻すという話でしたが、20日の午後に戻したようです。結果は成功だったようです。戻したとき、巣にいた2羽が巣から飛び出したようですが、1羽は自力で巣に戻り、もう1羽は結果的に巣立ちしたようです。巣に戻された雛は、親から餌をもらったようです。

 この日は巣に4羽の雛がいて、1羽は近くの木にとまっていました。巣の4羽も巣立ちが間近と思われます。

 
 


巣にいる雛です。

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巣立ちした雛です。

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メスです。

巣立ちした雛に餌をあげていました。

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 6月23日(金)

近隣公園

時〜9時半

晴れ

観察された主な鳥 

ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
ツバメ
ムクドリ
スズメ

 

   この日もツミに行きました。早朝に行きました。雛はほとんど巣立ちしていました。巣の周辺にいることが多いのですが、一羽一羽、周辺の枝にとまる時間が増えました。餌を親からもらうときは巣に戻ります。しかし、食べ終わると、巣から出ています。

 少しずつ羽が生え変わっています。産毛が抜けて、風に乗って飛んできます。

 成長が楽しみです。 
 

雛は枝にとまりながら、羽繕いをする時間が増えました。

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縦ヴァージョンです。

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6月26日(月)

近隣公園

7時半〜11時半

曇り

観察された主な鳥 

ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
ツバメ
ムクドリ
スズメ
    ツミを見に出かけました。現地に着いた時、ツミの姿は見ることができませんでした。後でわかったのですが、私が来る少し前、親がいないときに、巣の周辺にいた雛たちは、オナガ数羽に襲われたようです。そのため、バラバラになって近くの茂みに隠れたようです。

 しばらくして親がえさを持って巣に現れた時、また巣の周辺に集まってきました。しかしその時は4羽しかいませんでした。朝は5羽いたようです。オナガに襲われたときに1羽に何か事故があったようです。それ以降、雛は4羽しか確認されませんでした。

 親も雛が1羽いなくなったことに気が付いたようです。上空を何回も旋回していたのは、雛を探していたのかもしれません。

 ツミの巣の近くのオナガの巣の中の雛は順調に育っています。しかし巣立ったころには、ツミの雛も大きくなっているでしょうから、ツミに雛の恰好のエサになってしまうかもしれません。

 

ツミの親(オス)=1枚目と雛です。

雛は4羽になってしまいました。

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上空を何度も旋回したオスの親です。

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オナガの雛たちです。カラスにやられた巣もいくつかありました。

オナガの巣は周辺にだいぶあります。

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縦ヴァージョンです。

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6月29日(月)

近隣公園

7時〜11時半

曇り

観察された主な鳥 

ツミ
ハシブトガラス
オナガ
ヒヨドリ
ツバメ
ムクドリ
スズメ
   ツミに行きました。ツミは元気に育っていました。羽が生え変わっているので、羽繕いをすることが多いです。また伸びをすることもよく見られます。羽が生え変わっていくと飛翔力もどんどん増すのでしょう。

 オナガも親から餌を頻繁にもらっています。親はエサをやるたびに、巣の中にある糞をまめに運び出しています。
 


このころからは、親は巣でのエサ渡しをしなくなります。

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縦ヴァージョンです。

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ツミも順調に育っています。

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