コシャクシギ(小尺鷸)

Numenius minutus

Little Curlew 

チドリ目シギ科30p

 数少ない旅鳥として、農耕地や草地に渡来する。
雌雄同色。全体に淡いバフ色で、上面は黒褐色の軸斑にくさび模様などの淡黄褐色羽縁がある。頭頂は褐色で、バフ色の頭央線がある。黒褐色の過眼線は目先では不明瞭で、淡色。頸から胸に褐色縦斑があり、脇は横斑状になる。頸が細く、頭部と目が大きめに見える。体下面は白っぽい。黒い嘴は細長く、わずかに下へ曲がる。下嘴基部は肉色。足は淡い肉色。
チュウシャクシギは過眼線が眼先まではっきりしている。
  〔出会いの記録〕
2015年4月、地元でで初めて出会いました。西渚の草地にそれらしい鳥がいるというので、そこに行ってみると、コシャクシギでした。
それ以前、稲敷市や谷津にいるという話を聞き、足をたびたび運びましたが、すべて外していました。縁のない鳥だと思っていました。
翌日に平島に出かける予定があり、一日しか観察できなかったのは残念です。
    2015年4月23日    葛西臨海公園