トウゾクカモメ(盗賊鷗)

Stercorarius pomarinus

Pomarine  Skua

チドリ目トウゾクカモメ科49 132p

   旅鳥冬鳥として、海上でよく観察される。
 雌雄同色で、淡色型から暗色型まで様々なパターンがあるといわれている。夏羽の淡色型は眼先から頭上が黒褐色で、頬から頸までが黄白色。上面と尾は黒褐色。喉と体下面は白く、上胸には濃い黒色帯が出るが、不明瞭なものもいる。下尾筒は黒褐色。嘴は太く、先端の湾曲は強い。色は淡い肉色で、先端は黒い。
  暗色型は全身黒褐色。両型とも翼は黒褐色で、上面の外側初列風切のは軸が白く、下面の初列風切基部は白い。中央尾羽は長く突出し、先端が丸く、ねじれたスプーン状。足は黒い。冬羽は両型とも体下面や上・下尾筒が白地に黒褐色の縞模様。中央尾羽は短くなる。

                 シロハラトウゾクカモメ

   〔出会いの記録〕
 2015年4月28日、平島から奄美大島に向かう航路で初めてでいました。知り合いが見つけてくれました。
  その後、その後、小笠原航路でシロハラトウゾクカモメと同時に飛ぶのを見ることがありました。しかしその時はカメラはシロハラの方に向いていました。
                                                                                                                              

  2015年4月28日   平島奄美航路