ツメナガホオジロ(爪長頬白) 

Calcarius lapponicus

Lapland  Longspur

スズメ目ツメナガホオジロ科    16cm

 数少ない冬鳥として北海道、本州中部以北の海岸、草地、埋立地などに生息する。

 スズメと同大。オス冬羽では頭頂、顔から胸は黒褐色でバフ色の羽縁がある。後頸から側頸は茶褐色。眉斑から側頸、側胸、体下面は白色で、脇に黒色の縦斑がある。背は黒褐色で淡褐色の羽縁がある。翼、尾は黒褐色で雨覆い、風切り羽縁は褐色。尾羽の羽縁は淡褐色で、白っぽい。嘴は黄褐色で、先端、会合線は黒ずんである。足は黒褐色で、後趾の爪は直線的で長い。
 メスでは頭頂、頬、体上面は淡褐色で、黒褐色の縦斑がある。耳羽を囲むように黒褐色の斑がある。眼の頭頂の斑は茶褐色で黒くない。
  嘴は暗。
[初めての出会い]
2016年10月飛島で初めて出会うことができました。
朝探でヘリポートで見つけました。この時はシベリアジュリンも同じところにいました。草地で採餌していました。
     2016年10月24日  飛島