コアジサシ(小鰺刺)

Sterna albifrons

Little Tern

チドリ目カモメ科28p

白い額と黒い頭部、クチバシは黄色。アシは赤色の混じった黄色。夏鳥として本州以南の沿岸部に渡来する。
冬羽ではクチバシは黒。海岸、河原、埋立地の砂地で繁殖。水面上空で停止し、ダイビングして魚など捕らえる。
クチバシで魚を刺すように捕らえることから、「アジサシ」という。オスはメスに魚を贈ってプロポーズする。
最近生息場所が減少し、その個体数の減少が懸念されている。
 〔出会いの記録〕
2002年5月葛西臨海公園で観察しました。そのダイビング姿に驚きました。
葛西臨海公園でも三番瀬、谷津干潟でも初夏から夏の時期に多数観察できますが、
営巣地が次から次へと無くなっていくようです。テレビでもよく取り上げられますが、
これからも多くの個体に会えることを願いたいと思います。

         2007年5月26日    葛西臨海公園

                     餌渡しをしました。

       

   2014年6月21日  葛西臨海公園

  

    

  2007年5月27日    葛西臨海公園

        飛翔姿です。

     

                2011年7月9日     葛西臨海公園

        

   

      

 

   2011年7月23日のコアジサシ

   2011年7月25日のコアジサシ

   2014年6月のコアジサシ

 

    アメリカコアジサシ (Stemula antillarum    Least Term)

    北アメリカの太平洋沿岸、大西洋沿岸、内陸に生息する。コアジサシの亜種といわれていたが、鳴き声が違い、DNA鑑定により、別種とされている。

  上尾筒、尾羽が灰色である(コアジサシは白色)。コアジサシよりやや小さいといわれている。

          2016年7月、神栖市で出会いました。